システム開発技術
基本情報技術者試験 科目A免除 修了試験 20171210 実施分 問48
モジュール設計書を基にモジュール強度を評価した。適切な評価はどれか。
〔モジュール設計書(抜粋)〕
上位モジュールから渡される処理コードに対応した処理をする。処理コードが“I”のときは挿入処理,処理コードが“U”のときは更新処理,処理コードが“D”のときは削除処理である。
- ア これは“暗合的強度”のモジュールである。モジュール内の機能間に特別な関係はなく,むしろ他のモジュールとの強い関係性をもつ可能性が高いので,モジュール分割をやり直した方がよい。
- イ これは“情報的強度”のモジュールである。同一の情報を扱う複数の機能を,一つのモジュールにまとめている。モジュール内に各処理の入口点を設けているので,制御の結びつきがなく,これ以上のモジュール分割は不要である。
- ウ これは“連絡的強度”のモジュールである。モジュール内でデータの受渡し又は参照を行いながら,複数の機能を逐次的に実行している。再度見直しを図り,必要に応じて更にモジュール分割を行った方がよい。
- エ これは“論理的強度”のモジュールである。関連した幾つかの機能を含み,パラメタによっていずれかの機能を選択して実行している。現状では大きな問題となっていないとしても,仕様変更に伴うパラメタの変更による影響を最小限に抑えるために,機能ごとにモジュールを分割するか,機能ごとの入口点を設ける方がよい。
出典:基本情報技術者試験 科目A免除 修了試験 20171210 実施分 問48
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正解:エ
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モジュール強度の分類(論理的強度等)
論理的強度は、関連する複数機能を含み、パラメタで実行する機能を選ぶモジュールの強度である。
この問題で必要なこと
処理コードにより機能を選択して実行するモジュールは、論理的強度に該当する。機能ごとに分割するか入口点を設けるのが望ましい。
ひっかけ
暗合的強度は機能間に関係がない場合、連絡的強度はデータの受渡しを逐次実行する場合で、いずれも条件が異なる。
この知識の出題:本試験系 1 回・免除試験 4 回(公開問題での観測値)