システム開発技術
基本情報技術者試験 科目A免除 修了試験 201001 実施分 問50
図に示すテスト工程品質管理図の解釈と今後の対応のうち,適切なものはどれか。
グラフ: 横軸「日数」,左縦軸「未消化テスト項目数」(上向き矢印),右縦軸「累積誤り検出数」(上向き矢印)。横軸上に「↑(現時点)」の印(左寄り)。
- 実線「未消化テスト項目数」: 左上の高い位置からわずかに下がって現時点まで(ほぼ水平で,やや右下がり)。
- 点線「未消化テスト項目数の予測」: 左上から S 字で右下へ減少し,右端で 0 付近。
- 実線「累積誤り検出数」: 左下から現時点にかけて上向きに急に立ち上がる曲線。
- 点線「累積誤り検出数の予測」: 左下から S 字で右上へ増加し,上で飽和。実線は予測線より上側。
実績: 未消化項目の減少は予測線よりも緩やか(消化が遅い),累積誤り検出は予測線を上回る。
- ア 作り込み品質が悪いと判断できるので,誤り多発箇所の重点対策が必要である。前工程の品質状況を見直し,必要であれば前工程をやり直す。
- イ テスト項目の消化が遅く,今のうちにテスト環境の不備や開発要員の不足について,対策を検討しておくべきである。品質については,予測した以上に誤りを検出しており,問題はない。
- ウ テスト項目の消化が速く,予測した以上に誤りの検出が進んでいる。テストの前半でもあるので,このままテストを継続して様子を見るのがよい。
- エ テスト項目の消化度合いに比べて誤りの検出が進んでおり,テストが効率的に進行中である。現時点で注意することはないが,未解決の誤りを長期間抱え込まないように,誤りへの対処の進捗管理が必要である。
出典:基本情報技術者試験 科目A免除 修了試験 201001 実施分 問50
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正解:ア
覚える知識
バグ管理図によるテスト進捗・品質判断
テスト消化数と累積誤り検出数の予測線と実績線を比べ、品質と進捗を判断する。
この問題で必要なこと
テスト消化が予定より遅く、誤り検出が予測を大きく上回る場合、作り込み品質が悪いと判断し、前工程を見直す。
ひっかけ
検出数が多い=効率的と誤解させる(品質が悪い可能性がある)。
この知識の出題:本試験系 4 回・免除試験 16 回(公開問題での観測値)